三宿交差点の目印に

三宿交差点の目印に

しばらくぶりのブログ更新です。

この三宿の事務所をGorschとsenuiで共に借りて、早くも2年が経ちます。
たった2年ですが、目まぐるしく状況は変わり、あたふたし続けている毎日です。

先日、この場所を借りてからの悲願であった外の看板が完成しました。
契約上、もともと取り付けられていた枠を外さずに使用しなければならず、
なんとも特徴的な形ゆえに、様々な案を出しながらも実現できず、結局手付かずのまま2年も放置しておりました。

しかし今年からは本格的に週末店舗をオープンするため、真剣に看板制作に取り掛かりました。
Gorsch鈴木の知人である建築事務所nmstudioのお二人に相談をさせて頂き、この外枠を利用したとても素敵なデザインを提案してもらいました。

糸を編みこんだような看板で、銅の棒によって構成された線の層が、私たちが作る洋服の原点である織物を想起させてくれます。
銅は時間をかけて錆びることで、緑青という青い色に変化していくため、
お店の歴史と並走しながら、洋服と同じように経年変化していき、少しずつ糸の色が創られていきます。



この変化していく看板と共に、お店も永くあり続けたいと思います。
ぜひ、三宿を通る際には見上げてみてください。
三宿交差点の目印となりますように。

店主 加藤